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日本人はバレンタインチョコを見分ける


僕は罪な人間です。
毎年の事ながら沢山のチョコを頂いているからです。

不思議な事に、世の中では、「義理チョコ」と「本命チョコ」等と言うらしいです。
チョコはチョコでも渡す側にとってみれば、全く重みの違うこの「義理チョコ」と「本命チョコ」。
では、受け取る側はこの「義理」と「本命」の違いをどこで見分ければ良いのか?
…と悩んでいる男性からのメールを何となく頂きました。

と言う訳で、今日はこの「義理チョコ」と「本命チョコ」の境界線。
これを簡単に説明致します。

1、まず受け取った場所は何処なのか?

これは最も重要なポイントになってきます。
沢山の人がいる目の前で受け取ったチョコは、残念ですが「義理」と分類できます。
本来「本命」と言う物は、渡す側にとって、その姿を他人には見られたく無い。
と言う気持ちが働き、人気の無い場所を好むものです。
ですので今、最も注目を浴びているソルトレイク、更にはスキージャンプの着地点あたりで渡されましたー
と言うあなた!

悲しくもそれは「義理チョコ」と言う事です。
…2人くらいは、いてもいい。と思います。

2、受け取った時の相手の行動は?

そうです。
これは受け取った時の相手を行動をよーく思い出して頂ければ、簡単に解かります。
解かってしまうのです。解かってしまうま。
3回言い直しました。
最後のはギャグです。

まず、「本命」の行動パターンと言う物は必ず決まっています。

まずは照れ笑い→目を合わせない→言葉に間が出来る→内容を告げると少し早口になる→渡す手が震えている→会話の最後が…
「返事は今じゃ無くてもいいです…。」

…おおざっぱですが、これがほとんどの「本命」のパターンです。
では、これに対して「義理」の場合はどうかと言いますと…

まずはヘルメットを被る→がむしゃらに道路を掘る→たまに鼻歌を口ずさむ→まだ掘る→掘った土が山の様になる→結構掘ったなぁ→4トンダンプに土を積む→会話の最後が…
「その前に昼飯にすんべぇや。」

…これがまあ、その、働くお父さん。です。

3、言われた言葉は?

これはもうそのまんまです。
あなたが受け取った時に何と言われたか。
…しかし、中には微妙な線引きを強いられる言葉もあるのです。

例えば、解かりやすく言いますと、「…好きです」
…これは恐らく「本命」に値するのですが、
ふざけた感じで大げさに「好きでぇーす」と言われた場合、
これは逆に「義理」と言う事になるのです。

これを踏まえて考えると、
「あたしは、ヘソの穴が真っ黒な……外国人。」と言われた場合、僕なら相手の鼻をホチキスで閉じます。
飽きました。