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魚魚魚


つい先日、たまの休みを利用して友人達とバーベキューに行って来ました。
水が凄く綺麗な川でして、僕らは有料の場所を借り、みんなで釣りを楽しみました。
およそ10m位の間隔で川が石で区切られており、
そこに40匹位の魚を放流してもらい、それをバシバシ釣るのです。
勿論、一緒に泳ぐ事も出来ます。

早速友人達は釣り竿にエサを付け、川に放り込むと、30秒もしないうちに魚がかかる。
面白いように釣れる。逆に簡単に釣れすぎてしまい、つまらない。
と言う声まであがる。

一方、釣りに関して全くの素人な僕は、5分待っても10分待っても一向に魚がかからない。
僕は諦めて竿を上げる。

やはり釣りと言う物は、針を付けなければ一向に釣れない事が解かりました。
こうやって僕は日々学習していくのです。

そして僕は針を付けて再度チャレンジ。
ここで重要なのはエサを忘れない事だ。
針に気を取られすぎて、エサを付け忘れる人も多いだろう。
勿論僕はそんなドジは踏まない。
針の先端にイクラを付ける。
最近の魚は贅沢だ。

さあ準備は万端
僕は竿を握り、ゆっくりと水面に糸をたらし、そのまま足を浸け、魚の居そうな場所をウロウロ探す。
すると友人達が一斉に「おいっ!」と怒鳴りつけてくる。

びっくりした僕は、皆に向かって警告した。
「そんなに大きな声をあげたら、魚が逃げちゃうじゃないか!」
みんな一斉に石を投げて来ました。
でも僕は知っています。
わざと僕に当たらない様に投げてくれるあたりが、みんなの優しい所です。

笑顔の絶えない仲間。
友達です。
膝の皿が割れるかと思いました。
ちょっと、血が、まあ、友達だから許すけど、仮に友達じゃなかったら僕は本気で、泣くね。
走りながら泣くね。
目の下に手を添えながらね、そのまま脇をパタパタさせながら泣くね、あるいは飛ぶね。
パタパタ